島根県立松江南高等学校

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SDGs すべての人に健康と福祉を ~ 家庭クラブ通信(秋号)~

① 第69回全国高等学校家庭クラブ研究発表大会

  松江市長報告(8月24日)、教育長・教育監報告(9月10日)

令和3年7月29日(木)30日(金)に、第69回全国高等学校家庭クラブ研究発表大会が、徳島県あわぎんホールをメイン会場にWEB開催で行われました。本校理数科2年生の石倉要さんがホームプロジェクトの部に中国・四国地区代表として出場し、

・徳島県教育委員会賞(第3位)

・クラブ員奨励賞(全国クラブ員による投票1位)

をダブル受賞しました。

この受賞を、8月24日に松江市長、9月10日に教育長・教育監に報告しました。

上定松江市長、野津教育長は、倉崎校長と同じく、本校の卒業生でいらしゃいます。親近感を持って、研究の動機や経緯などについて、石倉要さんに質問をしていただきました。石倉要さんは堂々とした態度で一つ一つ誠実に受け答えし、終始なごやかな懇談となりました。

 

この様子は、松江市の公式アカウント

https://twitter.com/matsue_city/status/1430099594575110145?s=20

島根県庁社会教育課ホームページ

https://www.pref.shimane.lg.jp/education/kyoiku/syougai/jigyo/seishounenbunkakatudou/hyokei030910.html

にも掲載されています。あわせてご覧ください。

 

② 石倉さんの研究発表動画が松江市介護保険課から地域へ発信されます!

松江市役所介護保険課、松江市歯科医師会、松江市医師会のお声がけにより、石倉さんの研究発表の動画は、地域の高齢者介護予防の普及と啓発の目的で、松江市内の歯科医院等医療機関の待合室などで放映され、松江市歯科医師会ホームページに動画が掲載されることになりました。石倉さんとご家族の昨年度からの継続的な取り組みに、南高での総合的探究の学びのエッセンスが加わり、松江市内のプロフェッショナルな介護予防サポート事業の連携によって、家庭クラブ全国大会で高く評価される研究にまとめられました。この研究発表が、これから松江市内で高齢者を支えるご家族の皆様に届き、地域の高齢者介護の一助となること、また高齢県島根を支える次世代である高校生や若い世代の支える意識が高まること、地域でのSDGsの目標達成につながることを願っています。

                          発表題目

           

松江市歯科医師会会長の吉川浩郎先生に報告とご挨拶(8月27日)

 

③ 第68回 国際理解・国際協力のための高校生の主張コンクール(全国大会)で

 「日本ユネスコ国内委員会会長賞」を受賞しました。

石倉要さんは、10月に開催されたこの全国大会に出場し、家庭クラブ研究発表全国大会で全国3位に輝いた研究内容も織り込みながら、SDGs実現に向けて、家庭がまずその一歩となること等を述べて、見事全国7位にあたる賞を受賞しました。大会結果は、こちら  →  http://www.unaj.or.jp/concours/index.html

 

④1年生が家庭基礎で「高齢者疑似体験」と「視覚障害者体験」を行いました!

(10月11日~22日)

松江市社会福祉協議会ボランティアセンターから高齢者疑似体験セットを借用し、体験者と介助者のペアになって、学校内の階段の昇降、色の識別、新聞などの読字等の体験学習を行いました。視覚障害は、アイマスクで食事をする模擬体験とその歩行と食事の介助を体験しました。生徒のふりかえりには、「高齢者や障がい者がどれだけ生活が困難かがよく分かった」「身体的に不自由な人が困っているのをみかけたら助けるというのが健康な体を持っている自分のやるべきことだと認識し、行動したい。」「高齢者や障がい者優先、というマナーをしっかり守っていこう。」など今後に生かせる気づきが多くありました。

『健康であることに感謝!そして、今を大切に!!』

   

高齢者疑似体験セットをつけて、新聞を読んで会話する体験中。「読めないな…」

 

学校内の廊下を歩き、階段の昇降を体験中。

「手を握ってサポートする介助者の優しさが非常に嬉しい!」ことに気づきました。

 

アイマスクを付けて全盲の食事体験。

料理皿などの位置を時計の文字盤で説明中。日常の食事で「料理がこぼれてしまう」困難さを実感