学校長あいさつ

島根県立松江南高等学校
第24代校長  倉 崎 千 草

　校長の倉崎千草と申します。
　本校１８期生であり、教員としても過去４年間勤務しました。６０周年の記念すべき年にここ矢の原に戻ってくることとなり、懐かしさの中にも身が引き締まる思いです。どうかよろしくお願いします。

　本日は、松江南高校のウエブサイトにお越しくださり、誠にありがとうございます。
　本校の学習や部活動の様子から何気ない日常の風景まで、随時お知らせしてまいりますので、ぜひご覧ください。

　本校は、昭和３６年（１９６１年）に松江市の南、はるか宍道湖を望む矢の原台上に開校し、島根県の中核校の一つとして歴史を刻んでまいりました。卒業生は２万２千名にのぼり、島根県はもとより国内外の様々な分野で活躍する優れた人材を輩出してきました。

　そして創立６０周年を迎える今、本校は新たな一歩、大きな一歩を踏み出しています。
　昨年度、文部科学省から、スーパーサイエンスハイスクール（SSH）に指定されました。科学技術人材を育成するSSH事業を活用して、多様な学びや体験の機会を提供し、一層の授業改善や教育における有効なICT活用に取り組みます。
　さらに今年度、いよいよ「探究科学科」の１期生が入学します。理数科を文理融合型に進化・発展させ、教科学習の上に探究型学習を充実させた新学科です。これらを改革の核として、「６０年目からの挑戦」を気概をもって進めてまいります。

　世の情勢が激変する中にあっても、生徒たちのかけがえのない高校生活、可能性を拓く学びを止めてはなりません。私たち教職員は、「共有と協働」をテーマに、生徒の心身の健康、個性と多様性を尊重して、安心・安全に学べる環境づくりに努めます。

　松江南高校が、生徒・教職員に加え、保護者の皆様・同窓生の皆様・地域の皆様のお力も加わった「チーム南」としてさらに前進できますよう、どうかご支援、ご協力をよろしくお願いします。

令和３年（２０２１年）４月１日