クリーンベンチで培地作り～科学部～
無菌操作で培地
２０２１年 ７月１４日
科学部の活動を紹介します。
２年生が２回目の培地作成にチャレンジしました。
前回の予備操作で、どうやったら培地の厚みをなるべく薄い状態にできるか、道具や分注量を変えるなどいくつかの条件を試みました。
今回はクリーンベンチ内で１０枚の培地を作り、あらかじめ増やしておいた椎茸の菌糸を置くところまで操作しました。
今後数日間でどれくらい菌糸が伸びるかを観察をします。
観察を終えた培地はオートクレーブ後に廃液処分・片付けをします。
「実験」をするには、実験前の下準備＋実験後の後始末が必要です。
「実験させてもらった場所にゴミを置いて帰らない」「不要物を安全に処分する」のは、簡単に思えて実際やってみると難しいものです。
科学部では「片付けまでが実験」という感覚で、準備・行動する力をつけてもらいたいと思っています。
 クリーンベンチ 今後の操作を考えてガラスシャーレ内のスライドグラス上に培地を置いています 道具一つ、操作一つ、実験は工夫の積み重ね |
道具や培地は |
