島根県立松江南高等学校

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第1回SSH南高アクション・デー

令和3年7月30日(金)

 第1回SSH南高アクション・デーを開催しました。
 『南校アクション・デー』は3年生が「探究」の成果を「行動」へ移した過程を広く校外の方々へ知っていただくための会です。生徒一人一人の考えや行動が社会にインパクトを与え、よりよい未来を創るための第一歩となることを実感するための会でもあります。
 現3年生は昨年度、理数科は大学とも連携をしながら科学技術に関する研究を行い、普通科はSDGsの枠組みを用いて一人一人が課題を設定し、探究活動を行ってきました。今年度はその成果を踏まえて、一人一人が様々な形で「行動」を行い、今回のアクション・デーで発表をしました。

 発表は4会場に分かれて、計31テーマについて行いました。本来であれば、「地域に開かれた学校」として、様々な年代や経験をお持ちの方々と交流する場となることを想定していましたが、新型コロナウイルスの感染症拡大を受けて、規模を縮小し、原則として会場内で聴講するのはコメンテーターの方々や生徒のみ、その他の方々はオンライン中継で開催することになりました。

  コメンテーターの方々は、日ごろから本校生徒の探究活動に関心を寄せておられる行政や地域の方々です。日常的に多くの施策を計画・実行しておられるアクションのプロでもあります。一つ一つの発表を丁寧に聞いていただき、ご経験も交えながら細やかにアドバイスをしていただきました。

生徒の感想として、

・大変だったが、今日まで調査や探究をしてきてよかったなと感じました。ハイレベルだね!がんばったね!などといっていただけて、うれしかったです。上手に発表できるか不安で、始まるまでは気が重かったけど、発表した後は達成感がすごくあって、初めて発表って楽しい!と思えました。これからももっと深めて調べていきたいです。

・楽しかったし、他者へ意見を広めることができ良かった。また、他者の考えを知れて気づきもあったし、考えを広めることができた。このような活動ができたことに感謝したい。

などがありました。

 生徒は、限られた準備時間・限られた活動の中で、行えた「行動」について堂々と発表し、質問に対してもしっかりと応対をしていました。アクション・デーという形で一区切りついた「探究」ですが、今後も続けて個人の「探究」を行っていってほしいと思います。

 

会場別の発表テーマ

第1会場 第2会場 第3会場 第4会場
無人もしくは非対面の心の整理法 島根県の医師不足 松江市の公園の有効活用 プラスチックごみ問題
外国人にとって住みやすい日本 住みやすい街づくり×環境問題 島根の知名度向上のために 日本の農業の問題
島根の過疎化 子ども食堂の現状と私たちの関連性 ジュラルミンの時効効果 島根の空き家を減らそう
フードバンクについて お惣菜と上手に付き合う 地域ごとに対策を ウツボカズラの消化液の抗菌作用 木から竹へ
少子高齢化と医療 食品ロスを減らすには 島根の人口増加 はだし教育
地下歩道魅力化プロジェクト フードロスを減らそう 誰もが暮らしやすい社会 吉賀町にハイレベルな教育を
ネット依存・ゲーム障がい 島根県で子育てしながら働きやすい職場をつくる 身近な水生生物を守る UIターンについて
地域教育、文化遺産保護など 公民館での地域交流 地域問題解決の提言