朱雀サイエンスセミナー② 探究科学科「探究学習ワークショップ」/探究学習教職員研修
令和3年8月25日(水)
探究科学科1年生 朱雀サイエンスセミナー②「探究学習ワークショップ」
今年度2回目となる朱雀サイエンスセミナーでは、探究学習において先進的な取り組みを行っておられる学校法人新渡戸文化中学・高等学校の山藤旅聞先生と高橋正明先生をオンラインでお招きして、探究学習におけるプロジェクトの立て方についてのワークショップを行いました。
セミナーの前半では、山藤先生と高橋先生の講義内容について簡単に説明を聞き、どちらを受講するかを主体的に選択して、2つのグループに分かれました。
山藤先生の講義では、探究プロジェクトの立て方として、自分の関心と社会の困りごとをどのようにして繋げていくことができるかについてワークショップを行いました。
高橋先生の講義では、探究プロジェクトの進める際の視点について、目の前に掲げた課題がほかの事柄との関りがあることや、府の循環が発生していることがあることをワークショップを通じて学びました。
セミナーの後半では、前半で受けた内容を話し合い、改めて自分の中の意識がどう変わったを確認しあいました。
生徒の感想
・1つの課題を挙げると、ほかにもその課題がいろんなところにつながっていて、結果的にその地域だけで起こった課題が関係して世界的な課題になることがあると知りました。
・日本の実績がない以上、これからの「探究」には、常に新しい視点と協力が必要になることがわかりました。各々の意識レベルを向上し、新しい道に進めるようにすることが大切だと感じました。
今回のセミナーを通じて感じたことを活かして、これからの探究活動がより実りあるものになることを期待します。
探究学習教職員研修
同日の放課後は、引き続き山藤先生と高橋先生をお迎えして、教職員研修会を開きました。本校では二学期から本格的に2年生普通科課題研究であるRAP応用Aにほぼ全教職員がアドバイザーにつく、全校指導体制がスタートします。それを前に「自ら課題を設定して、答えのない問を探究する」という活動に対して教職員としてどのように関わっていくかということについて、お二人のお話からヒントを得ました。教職員も生徒とともに探究のスキルを磨いていきます。