島根県立松江南高等学校

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中学生のみなさんの「?」にお答えします その②

探究科学科  中学生のみなさんの「?」にお答えします その②

「?」その1 大学に進学するためには、探究の学びよりも教科を中心に学習した方が
受験に有利なのではないでしょうか。

今、大学入試は大きく変わりつつあります。
三つのポイントでまとめます!

 

①出題の方針として、単なる知識を問うのではなく、
探究型の学びで高めることができる「知識の質」や「思考力・判断力・表現力」を
問う内容が増えます。

②国立大学協会では定員の3割程度(!!)を推薦入試等で選抜する目標をかかげています。
高校における探究活動を通しての実績や成果を生かして、進学をめざすことができます。
(南高では、SSHのプログラムでさらに活動が充実します。)

③さらに在校生たちへのアンケートによると……

 ・「一つのことがらを、いろいろな視点で考えられるようになった」
 ・「自分で一つ一つ確かめながら、粘り強く課題にとりくむ大切さを知った」
 ・「先生たちに言われなくても、自分でもっと調べてみたい、という気持ちになってしまう!」

という意見も見られ、探究の学びが実は教科の学力にもつながることがわかります。

 

このような点で、探究科学科の学びは、大学進学にも生きる学びなのです。   

 

 

「?」その2 南高の探究科学科のポイントの「文理融合」って何ですか?

従来の「文系」「理系」といった区別にとらわれず、幅広い知識を身につけたり、
柔軟な思考力をのばしたり、豊かな発想力を身につけられたりする学びです。

探究科学科では、「理数科学科」・「人文社会科学科」それぞれの生徒が一つのグループをつくり、
力をあわせて同じ課題を探究し、研究を進めていくこともできます。

また、教科の授業においても、個々の教科の枠組を超えた探究型学習を行う授業もあります。

 

「?」その3 「文理融合」の学びって…あんまりピンと来ないのですが…?

自分の高めたい分野にしっかりと軸足を置きつつ、
ちがう視点から多面的にものごとを考えることで、
研究を深めることができる学びです。

大学等でも「共創学部」(九州大学)や「地域創成学部」(宮崎大学)、
「データサイエンス学部」(滋賀大学)というような、「文理融合」の視点で
研究をすすめる学部がとても増えてきています。

地元では、島根大学人間科学部にも「文理融合」の視点で研究を進められるコースがあります。
これからの時代にむかう、先進的な学びということができます。

南高の探究科学科では、これからの時代に求められる力を、
わくわくしながら身につけられるプログラムを準備しているんですよ。

 

次号では、南高のSSHの柱である「データサイエンス」を例に「文理融合」の
具体的なプログラムについてお知らせします。お楽しみに!

 

次回の更新は8月26日です。

 

探究科学科についてはこちら ⇒ 探究科学科 紹介ページ