朱雀サイエンスセミナー①
令和3年6月2３日(水)
令和3年度1回目の朱雀サイエンスセミナーを開催しました。
朱雀サイエンスセミナーは、国内外の先端科学技術についてのセミナーや、データサイエンスに関するワークショップを開催して科学技術に関する関心・知識・技能を高め、トップサイエンティストの育成につなげるプログラムです。令和3年度では、全4回を予定しています。
第1回目となる今回は、昨年度より連携している「島根大学次世代たたら協創センター」の副センター長である荒河一渡教授に、科学技術について研究することの面白さややりがいについてお話をいただき、先生のご専門である金属工学について、講義および体験的に学ぶことができるワークショップを行っていただきました。
前半の講義では、金属の活用事例や金属の加工方法等についての専門的な話から始まり、研究の成果を出すまでに得た様々な経験や、世界中の人と繋がりを持てたこと等、研究することの面白さやりがいについてお話をいただきました。
講義の中で言われた「誰もわからなかったことを解明できる」「誰もできなかったことが可能になる」「一筋縄ではいかないテーマこそおもしろい」という言葉が生徒の心の中に強く残っているようでした。
後半では、前半の講義の内容を踏まえて、高校1年生の知識で考えることができる課題を用意していただき、chromebookを用いてワークショップを行いました。各グループ積極的に課題に取り組み、いろいろな予想をたてていました。
朱雀サイエンスセミナーをきっかけにより科学に興味を持ち、様々な活動に積極的に取り組み力をいってもらいたいと思います。
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