お知らせ

ユニセフ・キャラバン・キャンペーン

令和3年　7月5日（月）

ユニセフ・キャラバン・キャンペーンの一環としてユニセフ教室を開催しました。

日本ユニセフ協会では、ユニセフ教室を各県で4年に一度開催されており、今回島根県では川津小学校と松江南高校が訪問校に選ばれました。

今回はオンラインで、日本ユニセフ協会学校事業部の高円承子様に講演会をしていただきました。
開発途上国の子どもたちがおかれている現状や、その状況を改善して持続可能な世界を作っていくことの必要性や、持続可能な世界を作っていくためにどのようなことができるかなどについて話をしていただきました。

学校に行かずに１日８時間かけて５リットルの汚れた水を運ぶ少女の動画を見て、貧困、教育、ジェンダーの問題が重層的にかかわっていることを学びました。その後実際に水くみに使われている道具の実物を紹介していただき、リアリティを感じていました。

この状況を変えようとアクションを起こした南米の１２歳の子どものビデオを見て、生徒も自分が世界を変える主体になりえるのだと実感したようです。

講演後は何人もの生徒が手を挙げて質問をしていました。国際協力活動について知る良い機会となりました。将来国際教育に携わる人材が育ってほしいと思います。

生徒たちは、

・お話を聞いて「自分たちの行動で何かを変えることができる」ということが心に残りました。たくさんの問題をかかえている子が数多くいることがわかりました。この現状を知った今、これらの問題を見て見ぬふりはできないので、自分が今できることから行動していきたいです。

・自分たちが当たり前に思っていることがどれだけ幸せなことなのか、とても考えさせられました。同時に自分たちがおかれている環境が充実していることは「奇跡」だと思います。

という感想を述べていました。