1年生理数科~校外研修3日目・医学部フィールド学習~
島根大学医学部にて
令和元年10月11日
1年生校外研修3日目は、島根大学医学部でのフィールド学習を行いました。
午前中は地域未来協創本部 中村先生から、ナノメディシン(先端医療研究)、救急医療、看護医療について学びました。酸化亜鉛ZnOの蛍光作用によってがん細胞を発見する方法など、島根大学が発明した先端医療についての講義を受け、生徒からは「結合しているアミノ酸の種類を変えるとなぜ酸化亜鉛が違った色に発色するのか」など、様々な質問が出ました。
また、講義を受けるだけでなく、マグネット鉗子を使用する体験や、発色したがん細胞の観察なども行いました。
中村先生による講義 |
実験に使うマウスを手に |
蛍光顕微鏡によるがん細胞の観察 |
マグネット鉗子の体験 |
午後は整形外科の今出先生から、医療ドラマにも登場した骨ネジについての講義を受け、骨ネジ作成の様子を観察しました。骨ネジも島根大学がヒカワ精工や島根県産業技術センターと共同で発明したものです。また、皮膚科学の森田先生によるアレルギー・調湿木炭に関する講義では、体験学習なども行いました。
今出先生による骨ネジに関する講義 |
骨ネジ作成の様子を観察 |
森田先生によるアレルギーに関する講義 |
アレルギー体験 |
最後に、本校卒業生で現在医学部で学ぶ先輩から大学での学びや高校生活のアドバイスなどを聴きました。生徒からもたくさんの質問が出て、今後の高校生活に生かしてくれることと思います。