探究科学科 – 島根県立松江南高等学校 https://www.matsue-minami.ed.jp 島根県立松江南高等学校 Thu, 02 Sep 2021 07:43:47 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.4.10 南高STEAM教育の試み「DS読解」の授業を行いました https://www.matsue-minami.ed.jp/?p=36397 Tue, 31 Aug 2021 03:06:11 +0000 https://www.matsue-minami.ed.jp/?p=36397  SSHプログラムの一環である「DS読解」は、教科横断的な学びにより多角的で広い視野からの豊かな発想力を育て、主体的な学びによって読解力、表現力が育つことにより、創造的なデータの活用に必要な資質を養うことを目的とする探究科学科独自の授業です。

 今回、4つの教科のリレー形式で教科横断型かつ文理融合の視点のテーマ授業を行いました。

 今回のシリーズのテーマは「Society 5.0」*です。生徒はまずSociety 5.0で起こっている事柄について「公民」「数学」「化学」の視点から学び、それを踏まえて国語の授業で「これからの人のありかた」を議論し発表しました。

これは南高の「STEAM教育」**へのチャレンジです。文系理系の壁を越えて、学んだ知識を活用して社会の課題を解決するための資質を育成する授業改善の試みを、これからも続けていきます。

対 象:探究科学科1年生
テーマ:Society 5.0
内 容:第1回 公民の授業「Society 5.0の可能性と課題」
     第2回 数学の授業「Society 5.0におけるビッグデータ活用」
     第3回 化学の授業「実験を通じたビッグデータ活用の在り方」
     第4回 国語の授業「「Society 5.0の社会の中で人はどうあるべきか」

* Society 5.0
サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)。狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く、新たな社会を指すもので、第5期科学技術基本計画において我が国が目指すべき未来社会の姿として初めて提唱されました。(内閣府HPより)

**STEAM教育
Science,Technology, Engineering, Art, Mathematics等の各教科での学習を実社会での課題解決に生かしていくための教科横断的な教育であり、文部科学省が現在推進しています。

 

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2年生「未来創造RAP応用A」②~広い視野をもとう~ https://www.matsue-minami.ed.jp/?p=33658 Thu, 22 Apr 2021 10:02:18 +0000 https://www.matsue-minami.ed.jp/?p=33658 令和3年 4月22日(木)

未来創造RAP応用Aの2回目の授業を行いました。

今回の時間では、春休みに各自で考えてきたテーマを班に分かれて発表をしました。

発表を聞いた後に、それぞれのテーマについて班員が思いつくアイデア・疑問等を附箋に書き、考えていたテーマにも別の視点があることを確認しました。

今後、班としての活動が本格化していきますが、それぞれの班のテーマが何に決まるかが楽しみです。

 

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【探究科学科】オンライン説明会へのご参加ありがとうございました~資料掲載~ https://www.matsue-minami.ed.jp/?p=32486 Thu, 14 Jan 2021 06:41:03 +0000 https://www.matsue-minami.ed.jp/?p=32486 【探究科学科】オンライン説明会 ~資料掲載~

令和3年1月14日

 

昨年開催した「探究科学科オンライン説明会」について、本当に多数のご参加をいただきありがとうございました。
生徒の皆さんからも、保護者の皆さんからもたくさんご質問をいただき、感謝いたします。

 

必要な「知識・技能」を確実に習得する「知る学び」と、身につけた「知識・技能」をワクワクしながら活用して社会に新しい価値を生み出していく「創る学び」を循環させながら力をのばしていく「探究科学科」の学びの魅力が伝わりましたら幸いです。

説明会の際の資料を掲載します。
「オンライン説明会に参加できなかった」という方も、ぜひクリック!してご覧ください。

 

探究科学科の説明資料は ⇒ コチラ

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【申し込み締め切り延長】探究科学科オンライン説明会について(最終回) https://www.matsue-minami.ed.jp/?p=31690 Sat, 21 Nov 2020 00:10:47 +0000 https://www.matsue-minami.ed.jp/?p=31690 【申し込み締め切り延長】探究科学科オンライン説明会について(最終回)
 

※たくさんのお申し込み、ありがとうございます!
最終回につき、より多くのみなさんに探究科学科の魅力をお伝えしたく
申し込み締め切りを延長いたします。

オンラインの画面越しではありますが
みなさまにお目にかかれることを、教職員一同楽しみにしています!

 

(当初のお申し込みの締め切り)11月20日(金) ⇒  11月24日(火)に延長!

 

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来年度開設する探究科学科についての「?」を直接ご説明する説明会を、11月25日(水)に開催します。

保護者様向けの説明会としていますが、もちろん生徒のみなさんも参加OKです。

・探究科学科はどのような特徴があるの?

・卒業後の進路は?

・推薦入試はどのように行われるの?

・これまでの理数科や、普通科との違いは?

などなど…どんな「?」にもお答えします。

一度参加なさった方でも、あらためて説明が聞いてみたい方や
質問をしたいという方はぜひまたご参加くださいね。

   ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

オンライン説明会 令和2年11月25日(水)19:00~20:00

【お申込み方法】 下記のアドレスに ①中学校名 ②お子様の学年・お名前 ③保護者様のお名前 ④電話番号 ⑤ご連絡のとれるメールアドレスを入力しご送信ください。

( masumoto-chika@pref.shimane.lg.jp )

詳細はこちらをクリックしてください⇒ オンライン保護者説明会チラシ(PDF)

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【締め切り間近】探究科学科オンライン説明会について https://www.matsue-minami.ed.jp/?p=31491 Sat, 24 Oct 2020 04:41:28 +0000 https://www.matsue-minami.ed.jp/?p=31491 【締め切り間近】探究科学科オンライン説明会について

令和2年10月24日

来年度開設する探究科学科についての「?」を直接ご説明する説明会です。

申し込み締め切りまであとわずかとなりました。

保護者様向けの説明会としていますが、もちろん生徒のみなさんも参加OK!!

・探究科学科の卒業後の進路は?

・どのような特徴があるの?

・これまでの理数科との違いは?

などなど…どんな「?」にもお答えします。

どうぞお気軽にご参加ください。

 

オンライン説明会 令和2年10月27日(火)19:00~20:00

詳細はこちらをクリックしてください⇒ オンライン保護者説明会チラシ(PDF)

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【中学生のみなさん】探究科学科オンライン説明会を行います https://www.matsue-minami.ed.jp/?p=31378 Sat, 17 Oct 2020 09:18:37 +0000 https://www.matsue-minami.ed.jp/?p=31378 【中学生のみなさん】探究科学科 オンライン説明会を行います

令和2年10月16日

探究科学科についての「?」を直接ご説明する機会を以下のとおり設けました。

保護者様向けの説明会としていますが、もちろん生徒のみなさんも参加OK!!

質疑応答の時間もとりますのでこの機会に、いろいろな質問をしてくださいね。

 

オンライン説明会 令和2年10月27日(火)19:00~20:00

ご参加お待ちしています。

詳細はこちらをクリックしてください⇒ オンライン保護者説明会チラシ(PDF)

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「中学生×SDGsカードゲーム in 南高」開催しました https://www.matsue-minami.ed.jp/?p=31330 Sat, 10 Oct 2020 09:02:21 +0000 https://www.matsue-minami.ed.jp/?p=31330 「中学生×SDGsカードゲーム in 南高」開催しました

令和2年10月3日

中学生のみなさんと高校生とが一緒にSDGsについて考える企画、
SDGsカードゲームを開催しました。
南高の「未来創造リサーチ&アクションプログラム」の授業の
体験も兼ねての開催でした。

市内から7名の中学生のみなさんが参加してくれました。

「お迎え」をする南高の生徒たちは、
中学生たちが少しでもリラックスして参加してくれるよう
声がけの仕方や会場作りを工夫して待っていました。
(ちょっとドキドキしながら…)

 

ゲームが始まったらそれぞれが楽しみながらも真剣!
なかには自分なりに世界の課題に関心をもっている中学生もいて、
南高生にとってもよい学びの場になりました。

当日は古志原公民館の方や松江市役所の方、
中学校の先生も参加され総勢25名のとてもにぎやかな会になりました。
中学生のみなさんに楽しんでいただけていたら、幸いです。

 


笑顔でお出迎え。

司会はもちろんSDGs委員!
 
ゲームはみんな真剣!

にぎやかな会になりました。

 

 

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中学生のみなさんの「?」にお答えします その③ https://www.matsue-minami.ed.jp/?p=30822 Wed, 26 Aug 2020 12:13:27 +0000 https://www.matsue-minami.ed.jp/?p=30822 探究科学科 中学生のみなさんの「?」にお答えします その③

「?」その1 「『探究科学科』は探究学習に重点を置いている」ということですが、それはどういうことですか。

探究科学科の特徴はいろいろありますが、自分の興味や関心から発見した「課題」について研究したり、問題を解決するために行動したり、新しい「わくわく」を生み出したりするための授業の時間が充実しています。

1,2年生の時には週に2時間ずつ行います。(普通科は1時間で取り組みます。)現在の理数科の「課題研究」(現在は週1時間です。)を進化・発展させていきます。時間が充実している分、じっくり研究を深めることができます。

 

「?」その2 授業のなかでそれができるのは楽しいですね。どのようなテーマで研究していくのですか?

テーマは、みなさんの興味や関心から決めていくことができますよ。

ちなみに、今年度の理数科の研究テーマは「『金属のさび』のなぞ」、「しじみで水質を浄化させよう!」、「強くて硬くて…でも加工がしやすい金属が作れるか?」「髪の毛の科学」などなどです。

大学の先生方に直接指導をうけられる機会もあり、テーマによっては海外の大学や高校ともつながることができますよ。

 

「?」その3 人文社会科学科の研究はどのようなことができるのでしょうか。

現在の普通科の文系の生徒たちの研究テーマを例にあげると、「外国の人たちも日本の人たちも…だれもが幸せに暮らせるまちづくりとは?」「地域の交通イノベーション(技術革新)」「いろいろな環境の子供たちの学びを支えるために」などです。

探究科学科の特徴は「文理融合」でしたね。

現在の普通科の文系の生徒たちが感じているような課題の解決に、実は理系分野の知識や発想、科学技術がとても役立ちます。「理数科学科」「人文社会科学科」の生徒が力を合わせてこのような課題に取り組み、社会に新しい「ワクワク」を生み出す研究を進めていけるのが、この「探究科学科」の大きな特徴です。

そして、南高の「文理融合」ためのポイントはずばり「データ」!
「データ」をしっかりと分析し、それをもとに考えを深めて社会の現状を把握し、そのうえで未来を予想して自分の意思を決定して行動につなげていく。

文系的な力も理系的な力も両方が必要となる、「データサイエンス」の力です。

 

スマートフォンが社会に普及し始めて10年がたちました。個人の行動の履歴がデータとして大量に蓄積されています。現在はこれらのデータが「価値ある資源」として活用され、さまざまなサービスが世の中に生み出されています。

それだけに「データ」を有効に活用できる力が注目されており、新しい学問分野ではありますが大学等でもこのデータサイエンスに関する学部が増えてきています。

南高ではこの「データサイエンス」の視点をキーワードにしながら、文理融合の研究を進めていきます。

 

 

 

 

 

 

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中学生のみなさんの「?」にお答えします その② https://www.matsue-minami.ed.jp/?p=30575 Tue, 11 Aug 2020 09:02:36 +0000 https://www.matsue-minami.ed.jp/?p=30575 探究科学科  中学生のみなさんの「?」にお答えします その②

「?」その1 大学に進学するためには、探究の学びよりも教科を中心に学習した方が
受験に有利なのではないでしょうか。

今、大学入試は大きく変わりつつあります。
三つのポイントでまとめます!

 

①出題の方針として、単なる知識を問うのではなく、
探究型の学びで高めることができる「知識の質」や「思考力・判断力・表現力」を
問う内容が増えます。

②国立大学協会では定員の3割程度(!!)を推薦入試等で選抜する目標をかかげています。
高校における探究活動を通しての実績や成果を生かして、進学をめざすことができます。
(南高では、SSHのプログラムでさらに活動が充実します。)

③さらに在校生たちへのアンケートによると……

 ・「一つのことがらを、いろいろな視点で考えられるようになった」
 ・「自分で一つ一つ確かめながら、粘り強く課題にとりくむ大切さを知った」
 ・「先生たちに言われなくても、自分でもっと調べてみたい、という気持ちになってしまう!」

という意見も見られ、探究の学びが実は教科の学力にもつながることがわかります。

 

このような点で、探究科学科の学びは、大学進学にも生きる学びなのです。   

 

 

「?」その2 南高の探究科学科のポイントの「文理融合」って何ですか?

従来の「文系」「理系」といった区別にとらわれず、幅広い知識を身につけたり、
柔軟な思考力をのばしたり、豊かな発想力を身につけられたりする学びです。

探究科学科では、「理数科学科」・「人文社会科学科」それぞれの生徒が一つのグループをつくり、
力をあわせて同じ課題を探究し、研究を進めていくこともできます。

また、教科の授業においても、個々の教科の枠組を超えた探究型学習を行う授業もあります。

 

「?」その3 「文理融合」の学びって…あんまりピンと来ないのですが…?

自分の高めたい分野にしっかりと軸足を置きつつ、
ちがう視点から多面的にものごとを考えることで、
研究を深めることができる学びです。

大学等でも「共創学部」(九州大学)や「地域創成学部」(宮崎大学)、
「データサイエンス学部」(滋賀大学)というような、「文理融合」の視点で
研究をすすめる学部がとても増えてきています。

地元では、島根大学人間科学部にも「文理融合」の視点で研究を進められるコースがあります。
これからの時代にむかう、先進的な学びということができます。

南高の探究科学科では、これからの時代に求められる力を、
わくわくしながら身につけられるプログラムを準備しているんですよ。

 

次号では、南高のSSHの柱である「データサイエンス」を例に「文理融合」の
具体的なプログラムについてお知らせします。お楽しみに!

 

次回の更新は8月26日です。

 

探究科学科についてはこちら ⇒ 探究科学科 紹介ページ

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中学生のみなさんの「?」にお答えします その① https://www.matsue-minami.ed.jp/?p=30440 Wed, 29 Jul 2020 05:25:34 +0000 https://www.matsue-minami.ed.jp/?p=30440 探究科学科  中学生のみなさんの「?」にお答えします その①

 

「?」その1  探究科学科の募集定員は何人ですか。

80人です。

これまで、南高では理数科40人・普通科240人の募集定員でしたが、
令和3年度からは探究科学科80人、普通科200人の募集定員になります。

 

 

「?」その2  それでは、「理数科は無くなってしまう」ということでしょうか。

探究科学科の生徒は、2年生になるときに「理数科学科」と「人文社会科学科」とを選択します。
「理数科学科」を選択した生徒は、これまでの理数科の授業や特色ある取組をさらに発展させた学びを
行うことになります。

 

 

「?」その3 「理数科学科」は、理数科の学びをさらにパワーアップさせた「科」と考えればいいんですね。

そのとおりです!

理数科学科の授業では、基礎的な知識を習得するのはもちろんですが、
さらに高度で発展的な内容の問題に取り組んだり、例えば理科と数学、、、というような教科の枠を
超えた授業でより深くておもしろい学びを行うことができます。

また、これまで理数科で行ってきた課題研究もより充実したものになります。
いろいろな大学の研究室と一緒に研究することができたり、日本のトップ企業の方と交流することができたり、
希望する人は海外の高校や大学とサイエンス交流もできるんですよ。
国内外の科学分野の学会やコンテストにも、どんどんチャレンジできます。

今年から南高が採択されたスーパーサイエンスハイスクール(SSH)のプログラムの中心的な学科が、探究科学科です。

 

 

「?」その4  ワクワクするプログラムが準備されているんですね!でもちょっと不安です。
いろいろな体験ができるのは楽しそうなのですが、3年後の大学受験のための勉強は大丈夫でしょうか。

安心してください!というよりも、むしろこれからの大学入試にしっかり対応したのが探究科学科の特徴です。
「人文社会科学科」の紹介とあわせて、次号で詳しくお知らせします。お楽しみに!

 

次回の更新は8月6日です。

 

探究科学科についてはこちら ⇒ 探究科学科 紹介ページ

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